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ゼレンスキー大統領 供与が決まったベルギーのF-16を視察「受け取ることを楽しみにしている」到着時期は?

乗りものニュース / 2024年6月3日 12時12分

ベルギーで運用されているF-16(画像:ベルギー空軍)。

計30機を供与へ。

最初の機体は2024年末の納入目指す

 ウクライナ政府は2024年5月28日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領がベルギーのメルスブローク空軍基地を訪問し、供与予定のF-16を視察したと発表しました。

 ゼレンスキー大統領はF-16供与に関連した安全保障協定締結のために同国を訪問しており、メルスブローク空軍基地には機体視察のために訪れました。

 ウクライナ大統領府によると、ゼレンスキー大統領は現地でF-16の戦闘機としての機体特性や、武装などの話を聞いたそうです。また、F-16整備の訓練を受けている兵士やベルギー人教官にも会ったとのことです。

 視察後、ゼレンスキー大統領は公式X(旧:Twitter)で「西側パートナーからF-16戦闘機を受け取ることを楽しみにしている。 また、F-16を整備する訓練を受けている戦士たちを待っています。彼らは、我が国の勝利を加速することに非常に意欲的です」と投稿しています。

 なお、今回結ばれた安全保障協定により、ベルギーは2028年までにウクライナに計30機のF-16戦闘機を供与するということが確定しました。しかし、ウクライナでロシアの攻勢はますます強まっているということで、ベルギーのアレクサンダー・デ・クロー首相は「我々の目標は、今年末の2024年までに最初の航空機を提供できるようにすることです」と機体の納入を急ぐことを明かしています。

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