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大宮駅周辺が大変貌へ!「鉄道文化の新たな発信拠点」イメージ明らかに “国鉄由来の地”で複合開発

乗りものニュース / 2024年6月4日 8時42分

上越・北陸新幹線の車両。桜木駐車場用地の開発では「新幹線輸送の活用」も予定されている(画像:写真AC)。

「新幹線輸送」を活用したレストランも。

「桜木駐車場用地活用事業」新たなイメージ図が公開

 さいたま市は2024年5月、大宮駅の北側にある市営「桜木駐車場」跡地に整備される大型複合施設の概要を公表。施設内に設ける鉄道文化の新たな発信拠点「ステーションハブ」のイメージも明らかにしました。

 桜木駐車場用地は、大宮駅西口から約500メートルの距離にあり、JR東日本の車両検査などを行う大宮総合車両センターの真向かいに位置しています。
 
 元は国鉄病院がありましたが、JR発足後に閉院。跡地を旧大宮市が複合施設を整備するための用地として国鉄清算事業団から購入した経緯があります。面積は約2.7ヘクタールで、長らく市営駐車場として利用されていましたが、既に営業を終了しています。

 さいたま市は2023年10月、桜木駐車場用地の活用事業の優先交渉権者を大和ハウス工業・大和ハウスリアルティマネジメント・JR東日本グループに決定。2024年3月には、市と同グループの間で定期借地権設定契約が締結されています。
 
 市が公表した施設概要によると、商業棟、フィットネス棟、オフィス棟、結婚式場・MICE棟、駐車場棟などで構成する複合施設を建設するとしています。施設全体では総延べ約3万7573平方メートルとなり、「鉄道博物館や大宮駅などの近隣資源との連携」、「特別な車両の展示」、「新幹線輸送を活用した東日本圏域との連携」などが予定されています。
 
 鉄道車両は、敷地内の鉄道文化発信拠点「ステーションハブ」に展示される見込み。どのような車両が展示されるのかは明らかにされていませんが、車両を活用したイベントも想定されているようです。
 
 新幹線輸送の活用では、早朝に東日本各地で収穫・梱包された特産品を、新幹線ネットワークで素早く大宮まで運び、午後にショップやレストランで提供するとしています。複合施設は今後、2025年春頃に着工し、2027年秋・冬頃に開業する予定です。

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