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ロシアが破壊「世界最大の飛行機」の操縦席映像が衝撃だった エンジン6発 ”怪鳥”のような規格外フォルム

乗りものニュース / 2024年6月6日 17時12分

アントノフAn-225「ムリヤ」(画像:Transport Pixels[CC BY-SA〈https://bit.ly/2VvpNUU〉])。

いまはもう見られない…!

世界に1機のみ…だったのに

 2022年2月、ロシアによるウクライナ侵攻によって破壊された「世界最大の飛行機」こと、An-225「ムリヤ」。この機を保有していたウクライナ・アントノフ航空が公式SNS上で、この機を操縦する様子を公開していました。世界に1機しかなかったこの機の操縦は、やはり他機とは異なるようです。

 An-225は、旧ソビエト連邦のアントノフ設計局によって開発され、1988年に初飛行しました。最大離陸重量は640tで「世界最大の航空機」としてのギネス記録をもち、全長84m、全幅88.74mの規格外の胴体をもちます。当初は、ソ連版スペースシャトル「ブラン」の輸送のため開発されました。

 ソ連崩壊後のAn-225は飛ぶことはなく、一時期は、An-124「ルスラン」などに使用するべく、エンジンなども取り外されていました。ところがアントノフ設計局の関係会社でもあるアントノフ航空などが民間機として復活させる計画を公開します。その後、航法装置の刷新や新たな空調システムの設置、貨物室の床の強化などの改修を経て、2001年に復活し、再び空へ戻り、貨物機として運用されていました。

 アントノフ航空の公式Twitterは、An-225のコクピットの様子を動画で掲載しています。その様子は、パイロット2人が狭い室内で大型ディスプレイが並ぶ操縦席の前に座る現代の飛行機のイメージとは全く異なるといえるでしょう。

 コクピットは標準的なものより明らかに広大なスペースが取られており、パイロット2人のうしろには、エンジニアが4人着座し、計6人体制で運航されています。操縦席はアナログ計器がならび、6発機というレイアウトから、エンジン出力を調整する「スラストレバー」も6つに分かれている様子が確認できます。

【規格外の極み!】6人で運航! 怪鳥An-225のコクピットを45秒動画で見る

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