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頭ボッコリ!なエアバス超異形貨物機最新型、ついに全機就航! 最後に加わったのは「製造初号機」…なぜ?

乗りものニュース / 2024年6月10日 19時12分

最後の就航機となったエアバス「ベルーガXL」初号機(画像:エアバス)。

最終生産機は2023年に初飛行しました。

2018年に初飛行

 ヨーロッパの航空機メーカー、エアバスは、同社が保有するユニークな胴体形状をもつ貨物機「ベルーガXL」の最後の1機が2024年6月に就航したと発表しました。当初から同社は「ベルーガXL」を6機体制とする予定でしたが、この最後に就航した機体は2023年に初飛行した6号機ではなく、2018年に初飛行した1号機です。なぜでしょうか。

 エアバスの「ベルーガ」シリーズは、欧州各地にあるエアバス社の工場で作られたパーツを空輸するために作られました。そのため、胴体の上部がコブのように大きく盛り上がり、まるごと貨物スペースとなっているのが最大の特徴です。

「ベルーガ XL」は、先代機である「ベルーガ ST」の後継機種としてデビュー。「ベルーガ XL」は双発旅客機のエアバスA330をベースに設計され、貨物室の大きさは幅約8.1m、高さ7.5mで、約47mの物体が入る奥行きを持ちます。なお、同社が手掛けるワイドボディ機「A350 XWBシリーズ」の主翼を、ベルーガSTでは片方しか運べなかったのに対し、ベルーガXLは一度に両方を運ぶことができるとのことです。

 初号機は初飛行後、2023年まで同プログラムのテスト機として活用され、4年間で800時間を超える飛行テストを実施。その後、テスト機からの就航前改修を受け、今回の就航に至ったとのことです。

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