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横浜駅西口に新ランドマーク出現! 相鉄と東急が建てた“日本初”のタワマン 狙いはかなり「高いところ」

乗りものニュース / 2024年6月12日 9時42分

相鉄の車両。横浜駅西口は相鉄によって開発が進められてきた(画像:写真AC)。

相鉄が開発を進めてきた横浜駅西口に、新たなランドマークが開業します。どのような施設なのでしょうか。

横浜駅西口に「異色の超高層ビル」

 横浜駅西口に隣接する鶴屋町地区に再開発ビル「ザ ヨコハマフロント」が2024年6月20日(木)に開業します。再開発事業に参画する相鉄アーバンクリエイツと東急は6月11日(火)、報道関係者に施設を公開しました。

 この「ザ ヨコハマフロント」は、横浜駅とペデストリアンデッキで直結する地上42階建て、高さ約178mの超高層ビルです。1~4階は商業施設、12階までホテル・サービスアパートメント、41階までは分譲マンション、42階がビジネス共創施設となっています。
 
 この施設は、日本で初めて“国家戦略住宅整備事業”に認定されており、グローバル企業の就業者を想定した住宅や生活支援機能を兼ね備えていることが特徴。どこにでもあるようなタワーマンションではなく「横浜の玄関口」に相応しい複合施設になっているといいます。
 
 横浜駅西口は、ショッピングセンター「相鉄ジョイナス」や横浜ベイシェラトンホテルなど、相鉄によって開発が進められてきました。そのなかで「ザ ヨコハマフロント」の敷地面積は約0.8ヘクタールと比較的狭いものの、延床面積は約7万9000平方メートルにおよび、横浜駅西口では最高層(竣工時点)の新たなランドマークとなります。

相鉄のホテルは「日本初出店」

 最上階の42階には、会員制ワーキングラウンジやカフェ、ホールなどが入り、横浜の景色を一望できます。ホテル・サービスアパートメント部分には、相鉄グループが韓国で展開している「相鉄ホテルズ・ザ・スプラジール」が日本で初めて出店します。
 
 低層部にある商業施設は各階でコンセプトが異なり、1階は親しみやすい居酒屋などの路面店 、ペデストリアンデッキと直結する2階は、スイーツカフェやバルなど都会的な店舗が出店。3階には多言語対応のクリニックモールや子育て支援施設も備え、「世界で一番ビジネスしやすい環境づくり」の一翼を担います。4階はアッパービジネス層を意識した飲食・サービスエリアとなり、各店舗で20日の開業に向けて急ピッチで作業が進んでいます。

 相鉄アーバンクリエイツの青山敏之 横浜駅西口事業部 開発担当課長は「市の規制により、横浜駅前の『センターゾーン』には住宅が建設できないため、隣接地にある当地区はたいへん希少性が高い物件」と説明。「首都圏で10路線以上が利用できるビッグターミナルは5駅(東京、上野、新宿、横浜、大宮)しかなく、そこに入る横浜駅と直結する再開発プロジェクトです」と力を込めました。

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