ロシア軍が貴重な「空の目」失った理由 アメリカ軍のミサイル参謀次長から明かされる
乗りものニュース / 2024年6月18日 18時12分
ロシア機は待ち伏せを受けた?
パトリオットミサイルによる戦果?
アメリカの砲兵やその経験者などで構成されるNGO「野戦砲協会」が2024年6月2日に公開した動画で、1月14日に撃墜されたとされるロシアのA-50早期警戒機に関しての詳細が語られました。
この動画は、5月6日から9日まで野戦砲協会主催で行われた「ファイヤーズ・シンポジウム2024」内のパネルディスカッションで、第10陸軍航空・ミサイル防衛司令部のロザンナ・クレメンテ参謀次長の口から語られた内容で、公開直後から軍事ブロガーなどのSNSで取り上げられ、アメリカのミリタリー系メディアでも報じられています。
動画で、クレメンテ参謀次長は1月のA-20撃墜に関して「パトリオットミサイルによる待ち伏せ攻撃だった」と見解を示しました。
ウクライナには、アメリカ、ドイツ、オランダなどからパトリオットミサイルシステムが供与されていますが、クレメンテ参謀次長によると、そのうちドイツ製のパトリオットミサイルシステムはかなり機動性の高いタイプとのこと。そのため、同ミサイルの任務はキーウやオデーサなど特定の都市やインフラの防衛に留まらず、頻繁に移動し、敵の勢力圏ギリギリで特定の敵機への攻撃を行っている可能性が高いとのことでした。
なお、ロシア側は、1月14日にA-50が失われたことに関しては認めつつも、事故であると主張しています。この件に関しては、イギリス国防省が2024年1月19日、同機が撃墜されたとされる1月14日以降、ウクライナの勢力圏から大きく離れて運用されていたことから、「事実上撃墜されたことを認めた飛行である」と見解を示し、ウクライナ国防省の撃墜したという主張の方が正しいと発表しています。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
クリミアにウクライナ軍がミサイル攻撃 ロシア国防省「米供与のATACMS使用」
日テレNEWS NNN / 2024年6月24日 7時49分
-
ウクライナ軍がロシアのSu-25戦闘機を撃墜...ドネツク州での衝撃映像公開
ニューズウィーク日本版 / 2024年6月12日 14時40分
-
「56機vs1200機超」あまりに劣勢のウクライナ空軍パイロットが“生き残った”理由とは? 今も戦いは“終わらぬマラソン”
乗りものニュース / 2024年6月8日 11時42分
-
我先にと逃げ出す兵士たち...ブラッドレー歩兵戦闘車が、平原進むロシアの装甲車2台を「爆破」する決定的瞬間
ニューズウィーク日本版 / 2024年6月5日 15時45分
-
ロシア軍機「撃墜の瞬間」ウクライナが公開 “地上部隊の脅威”に一矢報いる?
乗りものニュース / 2024年6月1日 11時42分
ランキング
-
1《時代を敏感に感じ取ってきた女性芸人たち》日常的だった「容姿いじり」からの脱却、変化するその環境や意識
NEWSポストセブン / 2024年6月26日 7時13分
-
2渡部建「地上波生出演」に嫌悪を感じる人がいる訳 「明らかな緊張」の裏にある渡部氏の心情とは?
東洋経済オンライン / 2024年6月26日 12時30分
-
3ドトールコーヒーに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月26日 11時22分
-
4発売から1年「インプレッサ」の販売が低調なワケ 兄弟車「クロストレック」もいいクルマだが…
東洋経済オンライン / 2024年6月26日 10時0分
-
5去年の日焼け止めは効果ナシ!?正しい使い方&おすすめ商品3つ
つやプラ / 2024年6月26日 12時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください