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「昭和の日本でも飛びまくってた3発ジェット機」まさかの用途でまだ現役! 40年前に製造終了のモデルに施された魔改造とは

乗りものニュース / 2024年6月18日 7時42分

オイル・スピル・レスポンスのボーイング727(画像:オイル・スピル・レスポンス)。

「ディス・イズ・昭和の飛行機」なイメージ。

2013年に納入

 1963年に初飛行し、かつてJAL(日本航空)、ANA(全日空)でも使用されていた3発ジェット機「ボーイング727」は、製造機数はシリーズ累計で1800機以上の売り上げを記録したヒット機でしたが、1984年に生産を終了。その後、経年化などで、ほとんどがその役目を終えています。しかし2024年現在も、ユニークな用途のために現役で運用されている機体があります。

 このユニークな727を保有するのは、石油流出事故への対応を目的とした会社「オイル・スピル・レスポンス (OSRL)」です。同社では2013年に貨物航空会社フェデックスより、2機の727貨物機を導入し、空中から石油分散剤を散布する「ジェット民間機型空中分散剤噴射システム」として改修を行いました。機内には1万5000リットルの分散剤を収容できるタンクが7つが入っており、運用時には胴体後部に設置されたスプレーバーを用いて、散布を行います。

 この727は2024年6月、イギリス海峡で石油流出の訓練を実施。また、海外メディアによると「有事の際には、世界のどこへでも4時間以内に出発できるよう待機している」とのことです。

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