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東京ど真ん中の首都高“大改造計画”ついに始動 「新京橋連結路」事業着手 C1の渋滞減らす地下新線 2035年度完成

乗りものニュース / 2024年6月18日 15時42分

首都高C1の京橋周辺。道路内の橋脚も撤去される見込み(画像:首都高速道路)。

超がつく難工事になりそう…。

ようやく事業開始「新京橋連結路」

 首都高速道路は2024年6月18日、高速第1号線「新京橋連結路)の都市計画事業の認可を東京都と共同で取得し、事業に着手すると発表しました。かねて計画が練られていた銀座の首都高の大改造計画がいよいよ始動します。

 新京橋連結路は、C1都心環状線と八重洲線を結ぶ約1.1kmの新線。銀座の北側を東西に貫く地下トンネルを新たに建設します。

 現在工事中のC1“日本橋区間”の地下化により、江戸橋JCTでC1の連結路が失われることから、大型車の代替機能を確保するための新たな都心環状ルートとして整備されます。完成は2035年度の予定です。

 新京橋連結路の整備に合わせ、八重洲線においては、日本橋周辺の地下化に伴い廃止された江戸橋入口などの代替となる「丸の内入口」の整備を行うほか、C1の銀座・京橋出入口付近においては、老朽化した擁壁の取替えなどを行う大規模更新事業を実施するということです。この区間は埋め立てた川に建設されているため、車道内に橋脚が立っていますが、これも撤去し線形を改良、走行安全性を向上させるといいます。

 このほか、新京橋連結路に一部並行して、銀座を貫く既存の「KK線」(東京高速道路)も緑道化される計画です。「未着手となっている高速晴海線延伸部(築地~晴海間)の整備によるネットワークの進展などにより一般道も含めて更なる交通の円滑化が期待」ともされており、晴海線の延伸も見越した整備効果がうたわれています。

 新京橋連結路の事業実施にあたり、首都高速道路と都は今後、事業内容や用地補償などについての説明会を開催するとしています。

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