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「名阪国道」の歴史的進化? ついに“雨に強く”なりました! 通行止めになりにくく

乗りものニュース / 2024年6月18日 17時42分

「名阪国道」三重県亀山市の状況。6月18日15時30分頃(画像:北勢国道事務所)。

非名阪は通行止めになってましたが!

名阪国道「雨で通行止め」になってない!

 2024年6月18日、東海地方は前線と低気圧の影響により大雨に見舞われました。三重県では15時の段階で、国道25号(旧道)の亀山市から伊賀市にかけての区間で大雨による通行止めが実施されていますが、25号のバイパスである「名阪国道」は通行止めになっていません。

 実はこの数日前に、「名阪国道」は“雨に強く”なっていました。

 国土交通省 北勢国道事務所が6月13日より、名阪国道の亀山市から伊賀市にかけての区間で、降雨による「事前通行規制区間」の基準を緩和しました。連続雨量200mmから「230mm」に基準値が引き上げられたことで、雨による通行止めになりにくくなっています。

 理由は、法面の補強などの防災対策工事が進んだためです。この区間の事前通行規制は1971年度に指定され、1996年度から防災対策事業に着手していましたが、近年、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」により一気に進展しました。

 対策工事の完了後、連続雨量200mm以上の雨量を1回経験し、道路災害が発生しなかったことから、学識経験者の見解を踏まえ、交通の安全に支障が無いと判断し、基準緩和に至ったといいます。

 通行止めの実施時には、1時間あたり最大で約3500台の交通影響が発生していたと推測されていたそうです。北勢国道事務所は通行止め回数、通行止め時間が減り、物流などへの影響も軽減されるとしています。

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