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自衛隊も愛用 ニュータイプ出続ける傑作機が金字塔を達成 “70歳”まだまだ造られるよ

乗りものニュース / 2024年6月22日 15時42分

航空自衛隊のC-130H輸送機。航空自衛隊には空中給油・輸送機仕様含め16機あるが、すべて愛知県の小牧基地に集中配備されている(画像:航空自衛隊)。

国産輸送機C-1、C-2それぞれ開発時に比較していました。

運用先も70か国

 アメリカの大手航空機メーカー、ロッキード・マーチンは2024年6月19日、C-130「ハーキューリーズ」輸送機の通算2700機めの機体が納入されたと発表しました。
 
 同機はターボプロップエンジン4発搭載のプロペラ駆動の輸送機です。初飛行は1954(昭和29)年8月29日のため、今年(2024年)に初飛行からちょうど70年を迎えるロングセラー機でもあります。

 母国アメリカを始め、日本やドイツなど世界60か国以上で運用されており、退役した国まで含めるとその数は70か国にもなります。

 今でも最新型のC-130J「スーパーハーキュリーズ」シリーズが製造され続けており、前出の生産数は第2次世界大戦後の戦術輸送機において最多になるほどです。
 
 ここまで世界中で多用されている傑作機のため、輸送機としての世界標準といえる機体で、各国とも新型輸送機を開発する際はある程度の指標にするほど。なお、基本設計は70年前に製作された試作機からほぼ変わっていません。

 日本も航空自衛隊と海上自衛隊の両方で運用しており、前者については長距離飛行が可能な輸送機として諸外国へもたびたび飛んで行っています。

 今回の偉業達成に際し、ロッキード・マーチンは「C-130輸送機は、いつでもどこでもあらゆるミッションで活躍します。『ハーキュリーズ』は比類のない性能と汎用性で戦術輸送の基準を確立しました」と述べていました。

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