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いまや伝説「京都市電」の生き残り、ついに引退はじまる 広電の一大勢力1900形 走り続けて67年!?

乗りものニュース / 2024年6月21日 14時12分

広島電鉄1900形が一部引退。もと京都市電(画像:広島電鉄)。

本当によくできた車両だったんでしょう……。

京都市電から広島電鉄へ移った一大勢力からついに引退が

 広島電鉄は2024年6月20日、かつての「京都市電」から移籍した1900形電車の初の引退を記念した「ありがとう1902号・1903号」企画を実施すると発表しました。

 広島電鉄の1900形は、1977年と78年に京都市交通局から広島電鉄へ計15両が移籍し、約45年にわたり運行されてきましたが、車両の代替に伴い、この春に2両が営業運行を終えていました。初の引退車となるのは、「1902号(愛称:桃山)」と「1903号(愛称:舞妓)」です。

 これにともない、当該車に記念ヘッドマークをつけて7月6日(土)、7日(日)、13日(土)に8号線(江波-横川)で運行するほか、14日(日)には千田車庫で有料の撮影会イベントを開催。撮影会では1900形全15両を一堂に並べるそうです。

 1900形はもともと、京都市電の900形として登場し、ワンマン化改造により1900形に改称。広島電鉄に譲渡された15両は全て1957年製、1970年改造車です。1977年譲渡の2両を除く13両は、78年の京都市電全廃まで走りました。

 広島では京都時代のカラーなどもそのままに、「車両の堅牢さと運転や整備のしやすさ等から」(広島電鉄)1両も欠けることなく運行。製造時から数えると67年走り続けていることになります。

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