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「押しボタン式信号」なぜ“押してすぐ青”にならないケースが? 納得の理由があった!

乗りものニュース / 2024年6月29日 16時42分

ボタンを押さないと信号が変わらない、押しボタン式信号機(画像:写真AC)。

交差点の歩行者用信号のなかには「押しボタン式」のものがあります。しかしこのなかには、押した直後に信号が変わる場所、そして、押してもなかなか信号が変わらない場所があります。なぜこのような違いが生まれるのでしょうか。

全体を見渡してペース配分?

 交差点の歩行者用信号のなかには、押してしばらく待つと青信号へと変わる「押しボタン式」のものがあります。しかしこのなかには、押した直後に信号が変わる場所、そして、押してもなかなか信号が変わらない場所があります。なぜこのような違いが生まれるのでしょうか。

 こうした差が生じる要因のひとつには、押しボタン信号が「系統制御」に組み込まれているかどうかというのがあります。系統制御は、特定のエリア内で複数の連続した信号機を連携させる方式です。たとえば国道など主要道路は信号のタイミングを合わせ、一度青信号になればしばらく青信号が連続するように調整することで、混雑や渋滞を防ぎます。

 この系統制御エリアの途中に押しボタン信号がある場合、その信号だけ異なるタイミングで信号が変わると、せっかくの全体調整が意味をなさなくなってしまうことも。それを防ぐため、押しボタン信号もその全体のタイミングに合わせて変わるように設定されているというわけです。

 なお、こうしたシステムの搭載のない単独の信号である場合、自治体によって差はあるものの、8秒程度で歩行者用信号機は青になるとされています。ただし、赤信号になってすぐボタンを押しても、またすぐ青になるというわけではありません。このケースで再び青になるまでの時間は、地域によって差はあるものの、おおむね40秒から100秒程度といわれます。

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