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茨城最大の都市で「環状道路」延伸へ “魔の六差路”は一部閉鎖!? 国道6号と接続で周辺も激変!

乗りものニュース / 2024年6月23日 8時12分

中大野中河内線、供用済みの元吉田工区。水戸駅南側の市街地を貫く東西道路だ(画像:茨城県)。

六差路の一部閉鎖の方がインパクトあるかも……。

水戸の環状道路の延伸で大きな変化「酒門六差路」

 茨城県水戸土木事務所が2024年6月、水戸市で建設中の都市計画道路「中大野中河内線」の工事完了後における周辺の通行方法の変化について注意を呼び掛けています。

 中大野中河内線は水戸駅の南側、市街地を東西に横断する道路として総延長16kmが計画されている4車線道路で、2022年までに約2.5kmが開通。今年冬にはさらに東へ約200m延伸し、国道6号などと接続する予定です。

 この道路は水戸・ひたちなか・那珂3市をぐるりと1周する「水戸勝田環状道路」の一部に位置付けられており、特に水戸市内は細切れに開通している状況です。市街の東西軸である国道50号・51号の渋滞緩和に寄与することが期待されています。

 この中野中河内線の延伸と同時タイミングで、南に並行する県道下入野水戸線は、国道6号と交わる「酒門六差路」交差点部の両側で車両の通り抜けができなくなります(歩行者・自転車等は可)。中野中河内線の延伸に先立ち、住民から要望のあった延伸部終点となる市道を始めとした、周辺の道路拡幅も順次行われます。

「酒門六差路」は複雑な交差点ゆえに混雑が激しいほか、一部閉鎖となる下入野水戸線は狭い通学路となっています。県は、中大野中河内線の延伸による「効果を最大限に発現させるためには、酒門六差路交差点の一部において、国道6号へのアクセスを制限する必要」があると判断。6差路を実質4差路にすることとなります。

 さらに、周辺混雑の根本原因となっているのが酒門六差路の南側、国道6号と国道50号が交わる「酒門町」交差点です。混雑度・事故件数ともに県内ワーストという酒門町交差点周辺の渋滞を避けようと、周辺の通学路が抜け道になっている状況があります。このため2021年度からは、酒門町交差点の国道6号に高架橋を設ける立体交差事業もスタートしています。

 中野中河内線が本当の意味で「水戸・勝田環状道路」へと姿を変えるまでには、まだまだ時間がかかりますが、今回の延伸とともに、周辺の危険な状況を改善する対策が取られます。

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