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「史上最大規模の砲弾受注」独ラインメタル社が発表 ウクライナへの供与で需要が大幅増

乗りものニュース / 2024年6月25日 11時42分

155mm砲弾を使うドイツのPzH2000自走榴弾砲(画像:ドイツ連邦軍)。

スゴい額の受注契約

約1兆5000億円規模の契約で最大70万発を製造

 ドイツの防衛企業であるラインメタルは2024年6月20日、ドイツ連邦軍から同社史上最大規模となる155mm砲弾受注を受けたと発表しました。

 受注を受けた砲弾の総額は、最大85億ユーロ(約1兆5000億円)になるということで、これは同社史上最大規模となります。砲弾は2025年から納入予定で、ドイツのほかに、オランダ、エストニア、デンマークなどの各国にも供給することが決まっているとのことです。

 ラインメタルは最大70万発の155mm砲弾を、ドイツ、スペイン、南アフリカ、オーストラリア、ハンガリーの計5か所の生産拠点で製造する方針のようです。

 北大西洋条約機構(NATO)が使う野戦砲弾や自走砲弾の標準規格である155mm砲弾は、2024年6月現在、不足が懸念されるほど需要が増加しています。ウクライナとロシアの戦闘で、NATO諸国などから供与を受けたウクライナ軍が使用しているためです。

 そのため、この砲弾製造は、ウクライナへ砲弾供与を行った国の在庫補充が目的とみられています。ラインメタルはこの砲弾需要の高まりがしばらく続くとみて、2023年8月にはスペインの弾薬メーカーであるエクスパル・システムズを買収しており、生産能力の向上を図っています。

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