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「秋田道」ついに“一応”つながる 延期した区間が2年遅れの開通にメド ただし改良部は延期に

乗りものニュース / 2024年6月28日 8時12分

秋田道。県北部の区間は日本海沿岸東北自動車道の一部に位置付けられており、新設区間と現道活用区間で構成される(乗りものニュース編集部撮影)。

“一応”です。いちおう。

日本海沿い高速の最北部が“一応”つながる

 国土交通省 能代河川国道事務所は2024年6月27日、「秋田道」の一部となる国道7号「二ツ井今泉道路」(小繋IC~今泉IC)5.9kmについて、2025年度に開通予定だと発表しました。なおIC名は仮称です。

 同区間はもともと2023年度の開通が予定されていましたが、2022年に斜面崩壊が起こり延期されていました。今回、斜面の安定対策工事が完了したことで、開通時期の再公表となりました。

 この区間は小繋ICから国道7号の北側に並行して別線を建設。今泉ICからは、県道大館能代空港西線の米代川に架かる翔鷹大橋を介して蟹沢ICへ連絡し、東北道の小坂JCTへと通じています。今回、小繋ICと今泉ICができることで、秋田道のICとしては一応、全てができるメドが立ちました。

 ただ、秋田道として国道7号の現道を活用する区間の改良は続いており、二ツ井白神ICから国道7号へ接続する区間をショートカットする「能代地区線形改良」2.0kmについては今回、切土の法面で変状(クラック)が発生したとして、対策を施すため2024年度開通予定の延期が発表されました。

 このほか、現道活用区間に残る信号交差点部の立体化や、線形改良工事も進められているほか、今泉IC―蟹沢IC間については、翔鷹大橋を高規格道路ネットワークに活用するには困難とされ、別線を整備する方針が2022年に示されています。秋田道の北部が本当の意味で自動車専用道と同等の規格になるには、もう少し時間がかかりそうです。

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