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ロシア軍の攻撃機を「旧ソ連製ミサイル」で撃墜? “地上部隊の脅威”に損害続出か ウクライナが映像公開

乗りものニュース / 2024年7月3日 11時42分

ロシア軍のSu-25攻撃機(画像:ロシア国防省)。

「スターストリーク」や「スティンガー」じゃない。

撃墜されるSu-25攻撃機の映像が公開

 ウクライナ国防省は2024年6月28日、同国東部のドネツク州で、ロシア軍のSu-25攻撃機を撃墜したと発表。その映像を公開しました。

 旧ソ連が開発したSu-25は、最前線で敵の地上部隊を直接攻撃するための低速ジェット攻撃機で、ロシア軍だけでなく、ウクライナ軍も保有しています。主翼にはミサイルや爆弾を吊り下げるハードポイントが10か所もあり、大量の兵装類を搭載することが可能。コックピットにはチタン合金の装甲が施され、機体の整備性にも優れています。
 
 ウクライナ国防省は、2024年1月から6月にかけて、ロシア軍のSu-25を合計で9機撃墜したと報告。これは、ウクライナ軍の弾薬や防空兵器の不足に乗じる形で、ロシア軍がドネツク州など最前線での航空攻撃を活発化させたことが背景にあるとみられます。
 
 ウクライナ国防省によると、今回は旧ソ連が開発した携帯型防空ミサイルシステム(MANPADS)である「イグラ」を使用してSu-25攻撃機を撃墜したとのこと。公開された映像を見ると、飛行中とみられる航空機に対して地上からミサイルが発射され、機体から黒煙があがっているのが確認できます。映像はやや不鮮明ですが、ミサイルは命中したようです。

ロシア軍のSu-25攻撃機「撃墜の瞬間」

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