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100年乗っても大丈夫? 最新型「チヌーク」米陸軍へ納入 自衛隊にも波及するか

乗りものニュース / 2024年7月4日 8時42分

アメリカ陸軍に納入されたCH-47FブロックII(画像:ボーイング)。

還暦は過ぎました。

自衛隊も使用する傑作輸送ヘリコプター

 アメリカの航空機メーカー、ボーイングは2024年7月1日、CH-47輸送ヘリコプターの最新モデルであるCH-47FブロックIIの量産初号機をアメリカ陸軍に引き渡したと発表しました。

 CH-47シリーズは「チヌーク」の愛称で知られ、前後に大型の回転翼を備えた、いわゆるタンデムローター構造が特徴の輸送ヘリコプターです。

 CH-47FブロックIIは、胴体を強化し、ドライブトレインを改良するとともに燃料タンクなどを再設計しているのが特徴で、これにより積載量と活動半径の拡大が図られています。具体的には、最大離陸重量はブロックIの5万ポンド(約2万2680kg)に対し、ブロックIIは5万4000ポンド(約2万4500kg)に増加しています。

 アメリカ陸軍はCH-47FブロックIIを最大465機調達する計画で、ボーイングによると今後30年以上にわたって運用できるとしていることから、トラブルなどが発生しなければ、2060年ごろまで現役であり続ける計算になります。

 CH-47は、原型YCH-1Bが1961年9月21日に初飛行した、歴史ある傑作ヘリコプターです。すでに60年以上経っているものの、いまだに新造機が生産され続けていることから、順当にいけば約100年飛び続けるご長寿ヘリコプターになる模様です。
 
 なお、最新型CH-47Fについてはアメリカ陸軍以外にオランダ陸軍なども導入しており、日本も陸上自衛隊向けのCH-47JAに関して、最近調達している機体についてはF型に準じた仕様になっています。

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