ナニコレ!? 開発者自ら「ヘンな形」と称したNASAの異形航空機、どんなもの? 全貌がシュールすぎた件
乗りものニュース / 2024年7月12日 7時42分
スーパーマンじゃん…。
高度1万m近くを飛べる…だと?
世界で実用化に向けて開発競争が進んでいる次世代航空モビリティ「eVTOL(電動垂直離着陸)機」。かつてNASA(アメリカ航空宇宙局)では、ユニークな形状をもったeVTOL機の研究を進めていました。たった1人を腹ばい状態で乗せ空を飛ぶ「パフィン」という機体です。
この機体は「eVTOL」の名のとおりヘリコプターのように垂直に高度を上下でき、飛行機のように巡航ができるのが特徴。乗り降りならびに垂直離着陸時は、機体、そしてそのなかにいる乗員は立ち姿勢で、巡航モードでは機体自体を寝かせるように傾けて飛びます。巡航時のスピードは時速150マイル(約240km/h)。理論上はジェット旅客機とほぼ同等の最大高度3万フィート(約9150m)で飛べるスペックが打ち出されました。
一方で、飛行中のイメージはユニークな形状の機体のキャノピーから、乗員の顔、肩のみが見えるというなんともシュールなものでした。また、設計担当者は海外メディアの取材に対し、この機に鳥の種類である「パフィン」と名付けた理由を「地上でこの機を見ると、翼が小さく、とても不格好な形状に見えるため」と称しています。
なお、「パフィン」は2010年にコンセプトが公開されたものの、原寸大の機体の制作も行われずに開発終了となりました。現在のNASAの公式サイトからも、この機の情報は削除されています。
【映像】えっ! これが開発者自ら「不格好だ」と称したNASA機の全貌です
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