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「新府中街道」延伸へラストスパート!? 細道だらけのエリアに“革命” いよいよ西武線の踏切地帯へ

乗りものニュース / 2024年7月11日 8時12分

国分寺市内で延伸工事中の新府中街道、熊野神社通り以北(乗りものニュース編集部撮影)。

「多摩南北道路」5路線の一つ、「新府中街道」の延伸が近づいているようです。細道だらけのエリアに開通する4車線道路は、地域をどう変えるのでしょうか。

「道路」を作り始めている新府中街道

 東京多摩地域を南北に結ぶ府中街道のバイパス「新府中街道」、その延伸事業が佳境を迎えつつあります。2024年6月末現在、国分寺市内の終点から先の区間で、用地買収道路を造る街路築造工事が行われています。

 新府中街道は、東村山市から府中市、さらに町田市方面を南北に結ぶ府中街道および鎌倉街道のバイパスです。青梅街道(小平市)以南が新設区間で、4車線道路として南から北へと延伸開通を重ねてきました。

 この路線は「多摩南北道路」5路線の一つに数えられ、北多摩地域においては、5路線のうち東から数えて真ん中の路線にあたります。府中市内は開通済で、2017年にJR中央線の跨線橋を含む国分寺市内の1.1km区間が一部開通。その終点となった熊野神社通りから北で、土木工事が進んでいます。

 現在工事が進んでいるのは熊野神社通りから市役所通りまでですが、年度内にはさらに五日市街道まで、国分寺市内の未開通区間1.4kmすべてで築造工事が進められる予定です。この間にある西武国分寺線のアンダーパスは、先行してほぼ出来上がっています。

 なお、国分寺以北の小平市内は用地買収の途上であり、開通はまだまだ先と見られます。五日市街道から北は、津田塾大学の西側を通って、青梅街道の小川町西交差点までバイパスが通じ、そこからは既存の府中街道が4車線化される見込みです。ここまでバイパス区間が開通すれば、府中街道と青梅街道の“クランク状の交差”も解消されます。

 新設区間は幅員36mの4車線、両側に自転車・歩行者道を備え、国分寺市内では唯一の4車線道路となります。

 この付近は、地図で見ると「斜め」に交わる細道ばかりで、府中街道などの西武線の踏切を避けて南北を移動していくには右左折を繰り返さなければなりません。近くには西武国分寺線のほか多摩湖線も並行し、踏切が多いエリアでもあります。その一つを越えられる4車線道路ができると、移動性はかなり向上することでしょう。

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