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自衛隊が「驚愕の新兵器」導入!? ドローンの大群を “まるごと無力化 ” 米国と共同研究へ

乗りものニュース / 2024年7月18日 6時12分

PAC-3を搭載した自衛隊の「パトリオット」地対空ミサイルシステム。ドローンは比較的安価なため、これまでの防空システムでは対処コストが高くなる(画像:防衛省)。

SFの世界が現実に!

将来の「ゲーム・チェンジャー」に

 防衛省は2024年7月16日、アメリカ国防省と「高出力マイクロ波システムに係る日米共同研究」に関する事業取決めの署名を行ったと発表しました。

 防衛省は、大量のドローンが連携しながら攻撃を行う「ドローン・スウォーム攻撃」が将来の脅威になると想定。ドローンは比較的安価なため、これまでの防空システムでは対処コストが高くなるなどの課題があります。そのため、低コストの指向性エネルギー兵器(目標に対して高出力のエネルギーによる照射攻撃を行う兵器)による新たな防空システムが必要としています。
 
 指向性エネルギー兵器は、多くの目標に対して瞬時に対処でき、電力消費のみで済むなど、コスト面でも優れています。防衛省は高出力レーザーや高出力マイクロ波といった指向性エネルギー兵器の研究を進めており、2024年度予算にも研究費を計上しています。
 
 防衛省が「将来のゲーム・チェンジャー」と位置付ける高出力マイクロ波は、既に発生装置が試作されており、ドローン対処実験も行われています。今後は小型化・高出力化を進めることで、トラックや艦船、航空機などへの搭載も視野に入れている模様です。
 
 アメリカとの共同研究では、アメリカ国内の試験場で共同研究を実施し、両国間で試験データを共有。双方の高出力マイクロ波システムを用いて、電子機器などへの効果を共同で評価するとしています。

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