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えっ? ええっ!? フツーのビルの玄関に「ジャンボ機の操縦席」が鎮座しているのですが…なぜこんな場所に?

乗りものニュース / 2024年7月20日 14時12分

ビル1階に展示されたJALのコクピットシミュレーター(乗りものニュース編集部撮影)。

羽田空港近郊エリアにあるビルの1階に、JALの「ジャンボ機」のコクピットシミュレーターが鎮座しているユニークなスポットがあります。なぜここにあるのでしょうか。

ホンモノの「訓練用」でした

 羽田空港近郊エリアにあり、航空関係者も多く訪れる「穴守稲荷神社」の近くにある、とあるビルの1階玄関・駐車場部分に、意表をつく物体が置かれていました。JAL(日本航空)のボーイング747、いわゆる「ジャンボ機」の操縦席らしきものがフロアに鎮座しているのです。なぜここにあるのでしょうか。

 これは、実際にJALのパイロット訓練などで使用されていたコクピットシミュレーターです。1980年から2006年までの間、2000人以上の訓練にこのシミュレーターが使われたといいます。

 ビルに置かれているシミュレーターは、裏にまわるとガラス越しにシミュレーター内を見ることができます。その内部は、747シリーズでも「クラシック・ジャンボ」や「在来ジャンボ」と呼ばれた、アナログ計器が並ぶ初期タイプのもの。その仕様はまさに実機さながらですが、コクピットの窓越しに見えるのは、ビルに入居するコンビニや行き交う車といった様相です。

 では、なぜこのビルにシミュレーターが安置されているのでしょうか。

 実はこのビルは、JALの旧訓練センターの跡地に建てられたものです。この旧訓練センターは2006年ごろまで運用され、多くのパイロットや客室乗務員がここで学んでいました。シミュレーターの展示は、このことにちなんだものとされています。

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