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青春18きっぷで乗りたい「奇跡の長距離・長時間普通列車」東北編 “停車時間がスゴすぎる”!?

乗りものニュース / 2024年8月13日 7時12分

奥羽本線の701系電車(画像:PIXTA)。

長距離を走る普通列車は全国的に数を減らしています。2024年夏現在、東北ではどのような列車があるのでしょうか。系統分割が進むなかですが、まだ“長距離鈍行”も残っています。

東北の長距離普通列車 2024年夏

「青春18きっぷ」でチャレンジしたくなるような、長距離を走る普通列車は全国的に数を減らしています。2024年夏現在、東北ではどのような列車があるのでしょうか。ここでは定期で走る4本の普通列車を紹介します。

奥羽本線「636M」青森―秋田

 東北の主要幹線である東北本線はだいぶ系統分割が進み、県をまたいで走る列車も少なくなっていますが、奥羽本線では青森―秋田を走破する列車が2往復健在(うち1本快速)です。

 その中で最も時間がかかるのは、青森7時04分発、秋田10時29着の列車。185.8kmを3時間25分かけて走ります。他の列車もおおよそ同じような所要時間ですが、秋田発青森行きの快速は3時間を切ります。

五能線「321D」東能代-弘前

 五能線は秋田の東能代駅と青森の川部駅(いずれも奥羽本線)を日本海周りで結ぶローカル線。風光明媚な車窓を楽しむ快速「リゾートしらかみ」が走ることでも知られますが、全線走破する一般列車も存在します。

 その中で最も所要時間が長いのが、東能代5時34分発、弘前10時12分発の列車で、153.5kmを4時間38分かけて走ります。途中、深浦、鯵ヶ沢で列車番号が変わり、鯵ヶ沢では35分間停車するのも特徴の一つです。

羽越本線「831D」新津-酒田

 新潟と山形、秋田の日本海沿いを結ぶ羽越本線ですが、新津-酒田間を通して走る普通列車は2往復のみ。電化区間ではあるものの、いずれも気動車で運用され、酒田で秋田方面に発着する電車と接続しているパターンもあります。

 2往復のなかで最も所要時間が長いのが、新津15時11分発、酒田19時30着の列車。166.9kmを4時間19分かけて結ぶのですが、途中の村上駅で、なんと58分間も停車します。

只見線「426D」小出-会津若松

 只見線は2011年7月の豪雨災害で甚大な被害を受け、一時は会津川口-只見間の復旧が危ぶまれましたが、上下分離方式を採用して2022年10月、11年ぶりの全線復旧を果たしました。以来、全線を走破する普通列車が3往復設定されています。

 うち小出5時36分発の列車は、135.2kmの距離を4時間56分かけて走り、会津若松駅へ10時36分に到着します。途中、会津川口駅では39分の停車。ホームが只見川に面した風光明媚な駅ではありますが、さすがに長すぎるのか、インターネットの検索で「会津川口」と入力すると「暇つぶし」とサジェストワードが出るほどです。

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