なぜ導入なかった? 大手航空機メーカー「自動離陸実装します」の凄さとは 大体自動で操縦できるのに
乗りものニュース / 2024年7月31日 16時12分
自動着陸はあるけれど…。
航続距離延長効果も?
ブラジルの大手航空機メーカー、エンブラエルががイギリスで行われているファンボロー航空ショーで、将来的に同社製機において「完全自動離陸」の機能を開発すると発表しました。この取り組みは、民間航空では世界初とのことです。
この機能はエンブラエルの最新鋭シリーズ「E2」に実装予定です。このことで、短い滑走路を用いる際には、航続距離を伸ばせると海外メディアで報じられています。
離陸は他機と近くで絡む可能性が高いほか、条件や周囲の環境がほかの操作より複雑なことから、自動操縦のなかでも手動で行われている動作のひとつです。JAL(日本航空)は過去に、ボーイングやエアバスなど航空機メーカーから提供されるフライトマニュアルで「このモデルは一定の高度、もしくは時間に達するまでは自動操縦を使ってはいけない」というルールがそれぞれ決まっているとしたうえ、自動操縦を実施することができる基準について、同社のボーイング機であれば高度、エアバス機「A350-900」であれば離陸後の秒数となることをコメントしています。
なおエアバスでは2020年に、技術研究を目的とした飛行機の自律技術テスト「ATTOL(Airbus Autonomous Taxi,Take-Off&Landing)」というプロジェクトを実施し、無事にフライトを終えています。なお、自動着陸機能はすでに特定の条件下で日常的に実施されており、悪天候下などで効果を発揮しています、
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
エンジンの位置ソコ!? エンブラエルの「異形のプロペラ機」最新状況が明らかに! 設計もだいぶ進化
乗りものニュース / 2024年7月26日 7時42分
-
無人航空機が着々と進化|米国GA-ASIが遠隔操縦航空機「MQ-9B」の飛行実証、PT6 Eエンジン搭載で33%出力向上
Techable / 2024年7月23日 16時0分
-
「11時間通路1本の機体で飛ぶ」斬新コンセプトのエアバス新型機、実用化秒読みに! 鍵の「型式証明」ついに取得
乗りものニュース / 2024年7月23日 9時42分
-
着陸する瞬間の旅客機を襲った「後方乱気流」...突然大きく揺れる機体を立て直す操縦士の映像が話題
ニューズウィーク日本版 / 2024年7月14日 13時15分
-
フライト時間は驚異の「45時間」! 米空軍の最新給油機 “ノンストップ“で世界一周飛行達成 航空自衛隊も同型機を導入
乗りものニュース / 2024年7月8日 17時12分
ランキング
-
1「身代金」「初動対応」、"KADOKAWA事件"の教訓 凄腕ホワイトハッカーが語る日本企業への警告
東洋経済オンライン / 2024年7月31日 8時0分
-
2「キャンプブーム」は終わった アウトドア業界はどの市場に“種”をまけばいいのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月31日 7時30分
-
3【速報】日銀が追加利上げを決定 政策金利0.25%程度に 長期国債買い入れは26年1~3月に月間3兆円程度に
日テレNEWS NNN / 2024年7月31日 13時12分
-
4海外の優秀なエンジニアが日本企業を選ばない訳 人気が落ちている要因は「企業の体質」にあった
東洋経済オンライン / 2024年7月30日 16時0分
-
5日銀、追加利上げ決定=政策金利0.25%に―国債購入、月3兆円に段階縮小
時事通信 / 2024年7月31日 13時44分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)