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ロシア黒海艦隊「泣きっ面にハチ」状態? 昨年 “大ダメージ”受けた潜水艦が沈没か 修理中に2回目の攻撃

乗りものニュース / 2024年8月6日 11時42分

ロシアの通常動力型潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」(画像:ロシア国防省)。

修理も無駄に?

昨年に攻撃を受けて修理中の潜水艦を撃沈か

 ウクライナ国防省は2024年8月3日、クリミア半島・セヴァストポリでロシア海軍・黒海艦隊の潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」を攻撃し、撃沈したと発表しました。

 同艦は、近海防衛用の通常動力型潜水艦である636.3型(改キロ級)の1隻で、静音性に優れているといわれています。攻撃を受けたのは今回が初めてではなく、2023年9月にもセヴァストポリ艦船修理工場の乾ドックに入渠しているところをミサイルで攻撃され、損傷しています。
 
 昨年に攻撃された際は、船首と右舷側に大穴が空いている写真が出回ったほか、イギリス国防省が衛星画像を公開して「壊滅的な打撃を受けた可能性が高い」と指摘していました。ただ、ロシア国防省は修理可能であるとの見解を示し、修復作業が行われていたようです。

 ウクライナ国防省は今回、どのような手段で攻撃したのかについては明らかにしておらず、撃沈を確認できる画像も公開していませんが、戦果が確実であれば、ロシアが2022年2月にウクライナへの全面侵攻を始めてから初の潜水艦喪失となります。

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