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「あれ、前にもやってなかった?」 南シナ海で海上自衛隊がフィリピン海軍と“初の共同訓練” これまでの訓練とは何が違う?

乗りものニュース / 2024年8月15日 15時12分

日比共同訓練に参加した海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」(画像:海上自衛隊公式X)。

訓練の「枠組み」のお話です

海上協同活動としての訓練は初

 海上自衛隊は2024年8月2日、南シナ海においてフィリピン海軍との共同訓練を実施したと発表しました。

 この訓練には、海上自衛隊から護衛艦「さざなみ」が、フィリピン海軍からフリゲート「ホセ・リサール」がそれぞれ参加。海上自衛隊の戦術技量の向上とフィリピン海軍との連携強化を目的に、通信訓練、戦術運動およびPHOTOEX(写真撮影)を実施しました。

 ちなみに、今回の日比による二国間共同訓練は「海上協同活動(Maritime Cooperative Activity)」と呼ばれる枠組みの中で、史上はじめて実施されたものです。これは、航行の自由や法の支配に基づき地域の平和と安定を目指す「自由で開かれたインド太平洋」を実現するため、地域的および国際的な連携を強化するための活動のこと。各国の海軍や空軍部隊によって、国際法および各国の国内法や規則などに従い、航行の安全性および他国の権利や利益に留意しながら実施されます。

 通常の共同訓練とは異なり、海上協同活動における共同訓練の場合には単純に他国軍との連携強化を目指すのではなく、たとえば「力による現状変更を許さない」など、その訓練を行う地域や相手国と連携して法の支配や航行の自由などの重要な原則を体現することを大きな目的としています。

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