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えっ、これ人乗ってるの!? アメリカ空軍、大規模演習に”超カワイイ飛行機”持ってきた! でもそれ何に使うの?

乗りものニュース / 2024年8月19日 8時42分

アメリカのケストレルX社が開発したJSX-2(画像:ミシガン州空軍)。

見た目は小さくても責任は重大

大規模演習に超小型飛行機登場

 アメリカ空軍は2024年8月6日、アメリカ中西部に位置するミシガン州のミシガン国立全ドメイン戦闘センター(Michigan's National All Domain Warfighting Center)で実施されている大規模演習「ノーザンストライク2024‐2」の様子を公表しました。

 ノーザンストライクは、アメリカの各州空軍の即応体制を確認する大規模演習で、今回は32の州に加え世界各国から総勢約6300名が参加しています。その演習において、アメリカ空軍は非常に珍妙な航空機を参加させています。

 それは、大人1人がようやく搭乗できるほど小さな航空機で、一見すると大きなラジコン飛行機にも見えます。じつは、これでもれっきとした有人ジェット機なのです。これは、アメリカのケストレルX社が開発したJSX-2と呼ばれる機体で、今回の演習では「敵対国が有する能力を模擬する」役割を担っているとのこと。

 一部報道によれば、この「敵対国が有する能力」とは、巡航ミサイルや小型の無人航空機を指しているとのことです。つまり、今回の演習において、このJSX-2は有人機ながら巡航ミサイルや無人航空機の動きを模擬し、演習に参加する戦闘機などがこれに対応するという内容の訓練が行われていると考えられます。

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