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「日本で一番高い道」20日復旧! 仮設道路で2年ぶり通行再開 J字の“天空トンネル”も建設中

乗りものニュース / 2024年8月18日 7時12分

乗鞍スカイライン(画像:PIXTA)。

標高日本一クラスのトンネル工事も進んでいます。

乗鞍スカイライン通行再開

 災害で不通となっていた岐阜県道5号乗鞍公園線「乗鞍スカイライン」が、2024年8月20日(火)13時から、通行を再開します。

 乗鞍スカイラインは、岐阜県と長野県にまたがる乗鞍岳の道路のうち、岐阜県側の平湯峠(標高1684m)から畳平(2702m)までを結んでいます。長野県側の乗鞍エコーラインとつながっており、エコーラインの標高2716m地点は日本の車道の最高地点です。

 2022年9月、乗鞍スカイラインは平湯峠のゲートから南へ1kmあまり進んだ所で大規模な崩落が発生し通行止めが続いていました。今回、仮設道路の完成にあわせ再び通行ができるようになります。ただしこの道路は、マイカー規制が行われているため、通行はバス、タクシー、自転車に限定されます。

 今シーズンは、9月までは6時~18時、10月は7時~18時に通行できます。11月以降は冬期閉鎖される予定です。

 なお、今回の崩落箇所は、その2年前にも崩落が起きていることから、今後、本復旧へ向けて脆弱箇所を避けたトンネルが新たに建設されます。

 このトンネルの標高は、低いところが1770m、高いところが1820mに。近くを走るNEXCO中日本が管理する安房峠道路の「安房トンネル」(標高1373m、長野・岐阜県境)を上回り、国内で最も高い位置にあるとされる国道120号「金精トンネル」(栃木・群馬県境)の標高1843mに匹敵する高さとなります。本復旧は2027年度の予定です。

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