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「風が抜ける」新型ホームドア登場! 下部隙間もより狭く JR南武線から本格導入

乗りものニュース / 2024年8月20日 17時12分

JR南武線で使われるE233系電車(大藤碩哉撮影)。

保守性に優れた部品や機構を新規採用します。

2021年に試験設置していた

 JR東日本、JR東日本メカトロニクスおよび三菱電機は2024年8月20日(火)、新型のホームドアを導入すると発表しました。その名も「スリットフレームホームドア」。2031年度末ごろまでに、東京圏の在来線の主要路線330駅(758番線)に設置する予定です。

 スリットフレームホームドアは従来型のホームドアと同様の形状ながら、扉や戸袋をスリット化して風が抜ける構造とすることで、ホームおよびホームドア支持部の風圧影響を約40%軽減。ホームの補強工事など設置工事の簡素化が期待できるといいます。また、据付構造や制御システムは従来型と互換性を持たせているため、従来型と組み合わせての使用や設計、施工が可能です。

 重量は約282kg。これは従来型(約400kg)の7割ほどです。高さは1.28m、下部隙間は13.4cm。引き込み検知などの安全装置も備えます。

 JR東日本によると、2024年度中にも南武線の分倍河原駅(東京都府中市)と登戸駅(川崎市多摩区)に設置する予定です。ちなみに風圧の影響を考慮したホームドアは2021年、登戸駅で試験設置が行われています。

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