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「札幌‐富良野」の最短路ついに開通! 道央道IC直結の56km“新・東西ルート”で山越え!

乗りものニュース / 2024年8月24日 8時12分

建設中の美唄富良野線(画像:北海道)。

北海道に新たな東西ルート誕生!

「美唄富良野線」ついに全通

 北海道道135号美唄富良野線が、2024年8月26日17時に全線開通します。

 美唄富良野線は、美唄市から芦別市を経由し富良野市までを結ぶ延長55.8km(国道452号重複区間含む)の道路です。

 東側の芦別(国道452号)~富良野間は開通していますが、今回開通する西側の美唄~芦別間17.3kmは山岳地帯で、通行不能の状態が長い間続いていました。

 この区間の事業化は1987年と古く、2010年度から北海道が整備を担当しています。「南空知地域と上川南部地域の短絡ルートを形成することによる農産物流の効率化支援や観光アクセス向上」を目的とし、険しい山岳地帯を2つのトンネル、7つの橋梁で貫きます。

 札幌圏から富良野へアクセスする際、現在は南側の道央道・三笠ICから道道116号石見沢三笠線を通るルートが最短です。一方、26日に全通する美唄富良野線は、美唄ICに直結し、岩見沢市~富良野市間の移動も5分短縮するというデータもあり、アクセス性の向上が期待されます。

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