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「無料の東名・新東名も使って!」 土砂崩落の国道246号“通行止め解消見込み”明らかに 迂回路渋滞で生活にも影響か

乗りものニュース / 2024年9月3日 12時59分

復旧工事の様子(画像:国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所)。

土砂崩落で通行止めが続く国道246号の、通行再開見込みが示されました。

ごみ収集や路上工事に影響

 国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所は2024年9月2日、国道246号の通行止め解消に、2週間程度を要すると発表しました。

 国道246号は、神奈川県の伊勢原市と秦野市にまたがる新善波トンネルの伊勢原側坑口付近で8月30日に土砂崩落が発生し、現在も通行止めが続いています。

 応急復旧工事が続いていますが、通行再開までは2週間程度を要する見込みということです。

 9月2日、専門家を交えた対策委員会が開催され、崩落箇所の上に堆積した土砂は、流動化しやすい土質であることなどが報告されました。現場は依然として、滑り残った土砂が斜面に大量に残っており、ひび割れや表流水も見られることから、今後さらに崩壊してもおかしくないといいます。

 会議ではさらに、応急対策として、トンネル坑口の上に堆積している土の除去や土のうの設置、法面には鋼製の仮設防護工、排水対策の実施、変位計測機器の設置と観測体制の確保を進めていくことなどが確認されました。

 また、別途開かれた「災害時交通マネジメント検討会」では、国道246号の通行止めによってごみ収集などに影響が出ているほか、迂回路の県道で渋滞が発生していることすが報告されました。

 このため、迂回路での路上工事は当面、抑制する方向で関係機関が協力していくとしています。

 なお、国道246号と並走し、代替路となっている新東名高速と東名高速では、一部区間を通行無料にする措置が取られています。

 対象は、「新東名の厚木南IC・伊勢原大山IC、東名の厚木IC」と「新東名の秦野丹沢スマートIC・新秦野IC、東名の秦野中井IC・大井松田IC」を結ぶ区間です。

 無料となるのは、指定区間内だけを利用した場合です。「厚木IC→名古屋IC」のようにこの区間を超えたり、「東京IC→名古屋IC」のようにまたいだりして走ると、指定区間を含む利用区間の通行料が通常通り請求されます。

 横浜国道事務所は、周辺の迂回路が渋滞しているため、時間に余裕をもって走るとともに、新東名や東名の無料通行措置もあわせて利用するよう呼び掛けています。

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