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中京圏屈指の「激混み名所」が解消目前!? 名神一宮で車線増 「大幅な渋滞緩和が期待される」

乗りものニュース / 2024年9月5日 18時42分

名神上りの一宮JCT合流部。ラバーポールを並べてファスナー合流を促している(乗りものニュース編集部撮影)。

中京圏有数の渋滞多発ポイント、流れが変わるか…!

上りで3車線運用開始

 NEXCO中日本名古屋支社は2024年9月5日、名神高速上りの一宮JCTから一宮ICまでの区間で、7日15時から3車線で運用を開始すると発表しました。

 NEXCO中日本によると、一宮JCT~一宮IC間は1日約8万台(2023年実績)の交通量があり、朝夕の通勤時間帯や繁忙期を中心に激しい渋滞が年間約1200回(2023年実績)発生するなど、中京圏有数の渋滞多発ポイントです。

 これまで、交互合流を促す「ファスナー合流」などの対策により、渋滞の一部は緩和しましたが、さらなる対策として、既存の車線や路肩の幅を狭めながら片側3車線に増やす工事が進められてきました。

 この対策により、渋滞緩和や、一宮JCTで接続する東海北陸道からの合流がスムーズになることが期待されるといいます。

 なお、今回3車線運用が始まるのは上りのみです。NEXCO中日本は、1車線の幅は通常の3.60mから3.25mに、路肩の幅も2.5mから0.75mにそれぞれ狭くなるため、安全運転を心掛けるとともに、緊急時は約500mごとに設けた非常駐車帯を使ってほしいとしています。

 なお、下りの一宮IC→一宮JCT間も、3車線運用に向けて工事を進めています。

 同社は、過去にも愛知県の東名・音羽蒲郡IC~豊田JCT間で同様の3車線運用を行い、対策前と比較して渋滞回数が約9割減った実績があります。そのため今回の名神でも大幅な渋滞緩和が期待されるとしています。

 ちなみにこの名神の3車線運用は恒久的な措置ではなく、周辺の道路網の整備状況を踏まえて関係機関と協議しながら運用期間を検討していくということです。

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