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天まで届く!? 国内初の「450t吊りクレーン車」足回りは驚異の14輪 お値段は?

乗りものニュース / 2024年9月10日 8時42分

タダノの新型オールテレーンクレーン「AC7.450-1」(画像:タダノ)。

年間の販売目標が5台とか。

ブームはクラス最長の80m級

 建設用クレーンや高所作業車を製造・販売するタダノは、このたび超大型のオールテレーンクレーン「AC7.450-1」を発売しました。

「AC7.450-1」は、日本市場向けでは初となる450t吊り性能のモデルになるとのこと。なお、開発は日独共同で行われています。

 ブームはクラス最長の80m級。また、ジブなしでも高揚程作業が可能なため、揚重作業の効率化が図られています。ブーム背面には、高い吊上性能を実現する、V字型の新機能アタッチメント「SSL」(Sideways Super Lift)を日本市場向けのモデルとしては初めて搭載しています。

 エンジンはヨーロッパ排出ガス規制EUステージ5対応のエンジンを搭載し、環境対応性能についてもアピールしています。また、クレーン部とキャリヤ部共通のシングルエンジン方式を採用し、定期メンテナンスの負担も低減しているそうです。

 走行時寸法は全長15.99m、全幅3.00m、全高3.99m。車両総重量は44.8tで、足回りは7軸、最大85km/hで走ることが可能です。

 販売価格は標準仕様で7億4000万円(消費税別)、年間の販売目標台数は5台を予定しています。

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