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日本海東北道の「県境区間」工事に黄信号 “複数の事情”で計画見直しが必要に 開通時期どうなる?

乗りものニュース / 2024年9月15日 8時12分

奈曽川橋(仮称)は、舗装工事に向け床版工事を推進中(画像:国土交通省東北地方整備局秋田河川国道事務所)。

国道7号遊佐象潟道路の進捗が黄信号です。

遊佐象潟道路の施工計画を一部見直しへ

 国土交通省東北地方整備局の秋田河川国道事務所と酒田河川国道事務所は2024年9月12日、建設を進めている遊佐象潟道路について、施工計画の一部見直しが必要な状況だと発表しました。

 遊佐象潟道路は、山形県遊佐町から秋田県にかほ市を結ぶ延長17.9kmの国道7号バイパス(自動車専用道路)です。新潟・山形・秋田の日本海沿いを走る日本海東北道の一部を構成します。県境をまたぐ遊佐象潟道路が開通すると、鶴岡市・酒田市から秋田市までが1本の高規格道路でつながります。

 北側の小砂川IC(仮称)~象潟IC間7.3kmは、2025年度に開通予定です。橋8本のうち5本は完成しており、残る3本の工事や、舗装に向けた改良工事を進めているといいます。

 一方、見直しが必要になったのが、南側の遊佐鳥海IC~小砂川IC間10.6kmです。2026年度の開通を目指して工事が進んでいますが、7月の豪雨で吹浦高架橋(仮称)の橋台近くの盛土が崩落したり、別の場所では工事用の進入路が被災して全面通行止めが続いていたりしています。

 また、計画ルートは国指定史跡「鳥海山」を通過しますが、土木工事着手に向けた史跡保存の協議などに時間を要しているといいます。

 このため両事務所は、施工計画の一部見直しが必要な状況としており、開通時期に与える影響については、今後検討していくそうです。

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