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「特急とりあえず飛び乗れサービス」が延長 きっぷの原則変える異例の“チケットレスサービス”の背景とは JR西

乗りものニュース / 2024年9月21日 8時42分

特急「こうのとり」(画像:PIXTA)。

「乗った後でも買える」のです。

「乗った後でも買える」

 JR西日本は2024年9月20日、ネット予約サービス「e5489」で実施している「乗った後でも買える」チケットレスサービスの期間を延長すると発表しました。

 対象列車は、新大阪~福知山・城崎温泉間を結ぶ特急「こうのとり」です。

 期間は当初、5月15日から9月30日までの予定でしたが、「一定のご利用をいただいていることから」(JR西日本)、さらに2025年3月31日まで延長されます。

 特急券がなくてもとりあえず列車に飛び乗って、発車した後で購入が可能になります――JR西日本はこう説明します。列車のきっぷは事前購入が原則という中で、異例のサービスといえるでしょう。

「購入していた列車に急きょ乗れなくなったり、その列車に乗るかギリギリまで悩んだりといった心理的な障壁を下げる狙い」とのこと。

 背景にあるのが、特急などの“全車指定席化”の動きです。「こうのとり」を含む北近畿方面の特急は、2022年3月、全車指定席に変わりました。

 自由席があった頃は、とりあえず列車に飛び乗って車内で発券するといった利用があったものの、全車指定席となったことで購入を控えるケースも見られるといいます。その心理的ハードルを下げて、利用しやすくするというわけです。

 JR西日本は利用状況を見ながら、他列車への展開なども検討する構えです。

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