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「怪しすぎるロシア軍機」を撃墜? ウクライナ軍に“なりすました”衝撃の姿が撮影される

乗りものニュース / 2024年10月4日 11時42分

ウクライナ空軍のSu-27。主翼に青と黄色の国籍マークが描かれている(画像:ウクライナ参謀本部)。

なぜかドイツ軍のマークも描かれている。

ウクライナの国籍マークを付けたロシア軍の無人機が出現

 ウクライナ国防省は2024年10月1日、同国の国籍マークを付けたロシア軍の無人偵察機をドローンで撃墜する映像を公開しました。

 公開された映像には、黒く塗装され、主翼に青と黄色のウクライナ軍の国籍マークを付けた無人偵察機が映っています。また、ドイツ軍の黒十字も描かれています。この偵察無人機は、ウクライナ軍のドローンに背後から襲われて撃墜されたとみられます。

 1977年に国連人道法外交会議で採択された「ジュネーヴ諸条約第一追加議定書」では、国の標章について「軍事行動を有利にするため、敵対する紛争当事国の旗、軍の標章、記章または制服を使用することは禁止する」(第39条2項)とされています。ロシア軍は、ウクライナで手段を選ばない戦い方をしているようです。
 
 ウクライナ国防省は最近、ロシア軍の無人偵察機をドローンで迎撃して撃墜する映像を相次いで公開しています。ロシア軍の無人偵察機には、迷彩塗装を施した機体も確認されており、ウクライナ軍に「なりすました」機体が登場した背景には、損失の増加があるのかもしれません。

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