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JAL「新・国際線フラッグシップ」最新機が日本降臨! 長~い胴体&「乗れたら最高」な超最新客室

乗りものニュース / 2024年10月3日 18時42分

羽田空港に到着したJALの「エアバスA350-1000」6号機(画像:JAL)。

初の欧州線も就航間近です!

最終的に13機体制へ

 JAL(日本航空)が2024年から運航を開始した新たな長距離国際線フラッグシップ「エアバスA350-1000」の6号機「JA06WJ」が10月3日午前11時30分ごろ、エアバス社の工場があるフランス・トゥールーズから羽田空港へ到着しました。

 A350-1000はJALの現在の国内線主力機「A350-900」の胴体延長タイプにあたり、同社にとって、約20年ぶりに導入する長距離国際線むけ主力機で、現在おもに欧米などの長距離路線を担当しているボーイング777-300ERの後継にあたります。

 A350-1000の客室はファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラスで239席を設置。客室は全面的に刷新が図られており、姉妹機であるA350-900などに採用されている国内線最新仕様のデザインを意識した、「日本の伝統美」をモチーフにしたインテリアです。

 たとえばファーストクラスは他の航空会社ではあまり類を見ない、150cm超の高い壁を設置した完全個室型タイプ。座席は通常時の「ソファー」モードに加え、半分を座席に半分をベッドとする「シート&シングルベッド」、席をすべてベッドとして使う「ダブルベッド」、計3モードが選択できる個性的な仕様となっています。

 また、ビジネスクラスも、同社史上初の扉付き個室タイプのものが導入。プレミアムエコノミークラスには、背もたれを引き起こす際の乗客の負担を大きく減らすべく、世界の航空会社では初となる、電動リクライニング機能を備えるなど、最新鋭の座席が導入されています。

 現在JALでは、A350-1000を羽田~ニューヨーク、ダラス・フォートワース線へ投入しています。さらに10月24日より、この機を羽田~ロンドン線へと投入予定です。なおロンドン線は同社にとって、A350-1000が投入される初のヨーロッパ路線となります。

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