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「本州最北の高速」どこまでできた? “惜しい”断絶7km つながれば東北道まで直結!

乗りものニュース / 2024年10月11日 8時12分

国道4号野辺地七戸道路の計画概要(画像:国土交通省東北地方整備局)。

上北道と接続する下北縦貫道の南端区間「野辺地七戸道路」の事業は、どこまで進んでいるのでしょうか。

新規事業化から2年

 国土交通省東北地方整備局が2024年8月、今年度1回目の事業評価監視委員会を開催。下北縦貫道の一部となる国道4号「野辺地七戸道路」について再評価を行いました。

 下北縦貫道は、青森県のむつ市から七戸町に至る延長約70kmの地域高規格道路です。

 現在はこのうち、むつ南バイパスのむつIC~むつ東通IC間3.4kmと、吹越・有戸北・有戸・野辺地バイパスの横浜吹越IC~野辺地IC間25.3kmが開通しています。

 この2区間を結ぶむつ東通IC~横浜吹越IC間は、青森県が事業を進めています。

 今回再評価の対象となった野辺地七戸道路は、国道4号(現道)沿いに、上北道(天間林道路)の七戸北ICと、開通区間の野辺地ICを結ぶ延長7.1kmの区間です。国が事業を進めています。

 東北地方整備局によると、野辺地七戸道路は幅13.5m、設計速度80km/h、交通量1万5600台/日で計画されています。道路整備により所要時間のばらつきが減り、貨幣換算すると50年で約3億円の効果が見込まれるとのこと。また、下北地域への観光客数は年間約1.5万人、観光消費額は年間約3.3億円の増加が期待されるといいます。

 全体事業費は290億円。2022年度に事業化されたばかりであり、2024年3月末時点の用地進捗率は0%、事業進捗率はまだ1%程度です。測量は終えており、2024年度は全区間で道路設計を進めています。今後は設計や各種調整が済んだ区間から、用地調査に着手する予定としています。

 この区間が開通すると、東北道から八戸道・百石道路・第二みちのく道路・上北道を経由して下北半島までが高規格道路で結ばれます。

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