超型破り設計で「海上スレスレを爆速飛行」する航空機、なぜそう飛ぶ? 推進装置は12発…でもJALも協力
乗りものニュース / 2024年10月15日 7時42分
離島から二次離島路線とかめっちゃ役立つ!
高度数mを爆速!
米ロードアイランド州に本拠を構えるリージェント(REGENT)社は2024年10月、同社が開発する航空機「シーグライダー」のフルスケールプロトタイプのハードウェアとシステムの統合を開始したことを発表しました。この「シーグライダー」は、折れ曲がった翼に12個の電動プロペラを持つ独特の形状が特徴で、既存の乗りものとは大きく異なるコンセプトを持ちます。
「シーグライダー」は、水面スレスレを高速飛行する個性的な次世代海上モビリティです。航空機のスピードとボートの利便性を組み合わせた新しい乗りものといいます。同社の機体開発にはJAL(日本航空)も出資しています。
「シーグライダー」は水上数メートルを飛行し、翼と水面の間に閉じ込められた空気のクッション“Ground Effect(地面効果)”を用いるとのこと。全電動で、最高180マイル/h(290km/h)で航行(飛行)でき、一充電あたり最大160海里(約300km)の航続距離を持ちます。公式サイトによると、翼には電動プロペラが12個備わります。最大乗客数は12人です。
REGENT社はすでに実用機の1/4の大きさの試作機を用いた飛行試験を完了しています。そして、2024年度後半にも、人間を乗せたシーグライダーのフルスケール試作機を用いて、海上試験を開始する予定といいます。今回製作された実物大模型は、ドックや速度制限のある水路で船体に浮かべるなど、3つのテストが実施される予定とのことです。
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