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空自の緊急発進 昨年同時期より減少も“緊迫する事例”は増加!!「初確認の機体も」

乗りものニュース / 2024年10月18日 17時22分

緊急発進する自衛隊機のイメージ(画像:防衛省・防衛省統合幕僚監部)。

領空侵犯も2回発生。

中露ともに領空侵犯1回 活発な活動を示す

 防衛省統合幕僚監部は2024年10月17日、今年の上半期に領空侵犯の恐れがある外国機に対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した回数について発表しました。

 報告書によると、2024年上半期のスクランブル回数は昨年の同時期から66回減の358回だったとのことです。

 しかし、長崎県の男女群島沖で8月に中国軍の情報収集機が領空侵犯。9月には北海道礼文島周辺でロシア軍機が3回にわたって領空に入ったためフレア(赤外線誘導ミサイルから保護する装備)を警告として発射したこともあり、「中国機及びロシア機による活発な活動を示す顕著な事例が確認されました」と報告しています。

 スクランブルした相手として最も多かったのは中国機で67%(241回)、次いでロシア機32%(115回)とこの2か国の機体が圧倒的に多く、その他の国の機体は1%しかありませんでした。

 航空方面隊ごとの回数では、沖縄県周辺を担当する南西航空方面隊が211回で最多、北海道や東北周辺を受け持つ北部航空方面隊が90回と続きます。

 また、この上半期は中国のWZ-7無人偵察機が日本海上空で初確認され、WL-10無人偵察攻撃機も日本の防空識別圏で初確認されるなど、中国製新型無人機の飛行も目立ちました。

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