「紀伊半島ぐるり高速」の県境区間が開通秒読み! 河口に大きな橋 将来は三重‐和歌山つなぐ紀勢道に
乗りものニュース / 2024年10月25日 8時12分
「新宮紀宝道路」が開通間近です。
「新宮紀宝道路」が開通間近
三重と和歌山の県境を流れる熊野川の河口で、2024年秋に国道42号バイパス「新宮紀宝道路」が開通します。どのような道路なのでしょうか。
新宮紀宝道路は三重県紀宝町から和歌山県新宮市に至る長さ2.4kmの自動車専用道路です。並行する国道42号のバイパスでもあり、近畿自動車道紀勢線(紀勢道、熊野尾鷲道路阪和道、湯浅御坊道路など)の一部を構成します。
2013年度に事業化。道路は幅員12.0m・完成2車線、設計速度80km/hで整備されます。出入口は東から紀宝IC(紀宝町)と紀宝鵜殿IC(同)を設置し、熊野川を全長821mの熊野川河口大橋で渡り、新宮北IC(新宮市)で終点です。
国土交通省近畿地方整備局の紀南河川国道事務所によると、9月末時点で和歌山県側や熊野川河口大橋は完成しており、三重県側で最終の工事が進んでいます。開通は「2024年秋」とされており、近く具体的な開通日が告知される見通しです。
なお、新宮紀宝道路の両側の高規格道路は、まだ建設が続いています。
三重側の紀宝熊野道路(延長15.6km)は2019年度に事業化、2020年度に用地着手しています。用地取得率は2024年3月末時点で約15%。工事は未着手で、事業進捗率は2024年3月末時点で約4%です。現在は、調査設計と用地買収が進められています。
和歌山側の新宮道路(延長4.8km)は2019年度に事業化、2022年5月に用地幅杭設置式が行われています。
このほか、三重側は熊野道路、和歌山側はすさみ串本道路と串本太地道路も事業化されており、すべて開通すると、紀伊半島をぐるりと一周する高規格道路ができあがります。
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