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名古屋‐飯田の難所「伊勢神峠」 新トンネル工事の進捗は? 山中ズバっとヘアピン解消

乗りものニュース / 2024年11月1日 12時12分

現道である国道153号の伊勢神トンネル(画像:国土交通省 名古屋国道事務所)。

車道幅は7.5mを確保します。

歩道も整備へ

 国土交通省 名古屋国道事務所が2024年10月25日(金)、愛知県豊田市の中心部から東へ約30kmの地点にある伊勢神峠付近で掘削を進める「新伊勢神トンネル(仮称)」について、その工事進捗を公式Xへ投稿しました。国道153号の伊勢神トンネルの代替として、2022年5月に着工しています。

 トンネル延長は1900mあり、現在は貫通まで残り620mとのこと。工事は順調だとしています。現トンネルは車道幅が5.8mと狭いですが、新トンネルは大型車同士でも余裕をもってすれ違えるよう7.5mを確保し、さらに幅2mの歩道も設けます。

 なお、11月からはトンネル内部の見学会も予定しています。

 現行の伊勢神トンネルは1960(昭和35)年に完成したもので、大型車同士のすれ違いが困難なほか、トンネル前後にヘアピンカーブや急勾配があることから、名古屋地域と飯田方面を結ぶ輸送ルートの難所となっています。これらを解消するべく、トンネルを含めた道路改良が進められています。

【動画】掘削の様子

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