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「国民空母」の完成予想図を公開 同艦独自の「画期的な運用法」とは? トルコ

乗りものニュース / 2024年10月31日 15時12分

無人機空母としての運用も計画されているトルコ海軍の揚陸艦「アナドル」。今回の計画されている空母は同艦よりもさらに大きい(画像:トルコ海軍)。

今年計画が発表された空母。

無人・有人機合わせて50機を搭載予定

 トルコのイスタンブールで2024年10月22日から26日まで開かれた「SAHA EXPO 2024」で、同国の完全国産空母「MUGEM(ムジェム)」のモックアップが初公開されました。

「MUGEM」は「Milli Ucak Gemisi」の略で、同国では「国民空母」や「国家空母」を意味します。

 同プロジェクトは2024年2月にエルドアン大統領がイスタンブール海軍造船所の設計プロジェクト・オフィスを訪問したときに初めて一般公開され、8月にはトルコ海軍のDPO(設計プロジェクト局)で設計段階に進んだと報じられた艦です。

 全長285m、排水量6万トン規模を想定されている空母で、艦載機は有人のヒュルジェット攻撃機に加え、ANKA-3、バイラクタル・クズルエルマ、バイラクタル・TB-3などトルコ製の無人航空機を最大50機収容する予定です。

 運用方法としては、有人機と無人機を組み合わせることで、危険な空域へ最初は無人機を送り込み偵察などをさせるなどの方法が考えられているようです。

※一部修正しました(10月31日15時25分)。

【画像】完成すればかなりの規模! これが、トルコ国産空母です

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