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山手線の「最閑散駅」ついに大変貌へ! 南北になが~い“都心最大級の街”が来年に出現

乗りものニュース / 2024年11月2日 10時42分

山手線(画像:写真AC)。

駅の利用者爆増?

駅直結の複合開発「高輪ゲートウェイシティ」がまちびらきへ

 JR東日本は2024年10月30日、山手線・京浜東北線の高輪ゲートウェイ駅に直結する品川車両基地跡地の複合開発「高輪ゲートウェイシティ」が2025年3月27日にまちびらきを迎えると発表しました。

 高輪ゲートウェイ駅は、2020年に開業しましたが、1日あたりの乗車人員は1万1110人(2023年度)に留まっています。山手線では最も少なく、京浜東北線でも上中里駅に次ぐ「閑散駅」となっています。

 駅に直結する「高輪ゲートウェイシティ」は、ツインタワーの複合棟、泉岳寺駅に隣接する大規模複合棟、展示場やホールが入居する文化創造棟、インターナショナルスクールも入る住宅棟などで構成します。街の長さは南北1.6kmにおよび、多岐にわたる機能が揃う都心最大級の街となる見込みです。

 2025年3月27日に、高輪ゲートウェイ駅とツインタワーの複合棟が全面開業し、それ以外の建物や周辺エリアは2026年春に開業します。

 高輪ゲートウェイ駅の正面に位置するツインタワーには、KDDIやマルハニチロなど大手企業の本社機能が入居するオフィス、駅直結・都心最大級の大規模コンベンション施設、首都圏初進出となるラグジュアリーホテル「JWマリオット・ホテル東京」、ルミネが手がける次世代商業空間「ニュウマン高輪」などが入ります。

 事業では、日本初の鉄道が開業した時の構造物である「高輪築堤」の保存・活用も行われます。国指定史跡の第7橋梁部などが現地保存されるほか、広場空間も整備予定。鉄道開業や日本の近代化の歴史を紹介する「(仮称)築堤ギャラリー」も開設される予定となっています。

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