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京都の無料高速が「異例の有料化」 2025年4月から全車種対象 料金収入は何に使う?

乗りものニュース / 2024年11月4日 12時12分

山陰近畿道延伸区間(大宮峰山道路)の現況。2024年7月撮影(画像:国土交通省近畿地方整備局福知山河川国道事務所)。

山陰近畿道の宮津天橋立IC~京丹後大宮IC間が有料化。

山陰近畿道を有料化

 京都府道路公社は2024年10月31日、通行無料としている山陰近畿道の宮津天橋立IC~京丹後大宮IC間10.5kmを、2025年4月1日から有料化すると発表しました。

 料金は均一で、軽自動車等120円、普通車150円、中型車180円、大型車250円、特大車410円です。宮津天橋立本線料金所を通過するときに支払います。

 山陰近畿道は、鳥取県鳥取市・兵庫県豊岡市・京都府宮津市を東西に結ぶ計画延長約120kmの高速道路です。

 現在は無料の自動車専用道路として、鳥取・兵庫では福部IC~居組IC間と新温泉浜坂IC~佐津IC間が、京都では京丹後大宮IC~宮津天橋立IC間がそれぞれ開通しています。また、終点の宮津天橋立ICは、NEXCO西日本が管轄する有料の京都縦貫道に接続しています。

 府は、山陰近畿道の早期整備を目指し、宮津天橋立IC~京丹後大宮IC間を有料化します。料金収入を道路の維持管理費などに充てるとともに、京丹後大宮ICから先の延伸費用にも充当する方針です。

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