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護衛艦「かが」文化の日を記念し 空母試験中の米海軍・海兵隊に「折り鶴」と「護守印」をプレゼント!

乗りものニュース / 2024年11月6日 15時12分

「かが」のエレベーターで移動するF-35B(画像:海上自衛隊)。

「御朱印」ではなく「護守印」。

これも文化交流

 アメリカ海軍は2024年11月4日、艦上運用試験中の海上自衛隊の護衛艦「かが」の艦内で文化の日を祝う乗組員たちの様子を公開しました。

「かが」は2024年3月29日に事実上の軽空母となる改修が完了した後、10月5日から11月18日まで米カリフォルニア州サンディエゴ沖で、主にF-35Bの短距離発艦や垂直着陸、艦上運用について試験を行っています。

 その試験のため同艦に乗っていたアメリカ海軍と海兵隊のスタッフはちょうど11月3日(現地時間)に、日本の祝日である文化の日を「かが」の乗組員とともに過ごすことになったようで、折り鶴と「護守印(ごしゅいん)」のプレゼントを受け取りました。

 折り鶴については、乗組員が数日かけて200羽を折ったようです。アメリカ海軍の担当者は「細心の注意、複雑な作業、緻密な実行。これはライトニングIIでの試験の特徴を表現する言葉ではありますが、芸術(折り紙)にも当てはまる言葉です」と評し、「かが」の真鍋純一先任伍長は「私たちにとって、これは他人を思いやる気持ちの象徴なのです」と、この折り鶴が艦上運用試験の成功と、全てのスタッフの無事を願ったものだと説明しました。

 また、「護守印」は海上自衛隊の一部の艦艇が航行の安全を祈念し作成したもので、広報のため艦の見学者にも記念に配布されています。真鍋先任伍長はこれを「スタンプカードのようのもの」と話し、「折り紙もスタンプカード(護守印)も、どちらも日本生まれです」と明かします。
 

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