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なんと67年ぶりの新車! ついに松山に姿を見せる 伝統のオレンジ色を踏襲し郊外電車に導入

乗りものニュース / 2024年11月6日 10時42分

郊外電車用の新型7000系電車(画像:伊予鉄道)。

車内をチラ見せします。

古参700系を置き換え

 伊予鉄グループは2024年11月3日(日・祝)、新型車両7000系電車の写真をXに投稿しました。伊予鉄道は、高浜などに向かう電車を「郊外電車」、路面電車を「市内電車」と呼んで区別しています。7000系は郊外電車の横河原線と高浜線、郡中線で、2025年度から運用される予定です。

 同社が完全新設計の車両を導入するのは実に67年ぶりのこと。車体は「愛媛らしさ」を表現した鮮やかなオレンジ色で、流線形となっています。1両あたりの車体長は、既存車両と同じく18mです。なお、使用電力は既存車両と比べて約50%削減されます。

 車内にはLCD式の車内案内表示器を備えるほか、全扉上部にデジタルサイネージを設け、中吊り広告は廃止に。外国人にも分かりやすいよう、英語のアナウンスも導入されます。

 7000系は2027年度にかけて毎年6両(2編成)を導入し、総勢18両となる見込みです。京王帝都電鉄(当時)5000系電車を改造した古参の700系電車を順次、置き換えていきます。

【写真】新型7000系の車内を見る

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