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「遠く離れたロシアの製油所を攻撃」ウクライナ側は施設損傷の可能性を示唆 使用された兵器とは

乗りものニュース / 2024年11月11日 11時42分

アエロプラクトA-22自爆ドローン化すると1000km以上の航続距離を誇る(画像:エアロプラクト)。

普通の自爆ドローンでは難しい。

なんらかの損傷を与えた可能性

 ウクライナ政府の公式サイト「ユナイテッド24」は2024年11月8日、ロシアのサラトフ製油所に損害を与えた可能性が高いと発表しました。

 この件に関して、同施設があるサラトフ州の知事であるローマン・ブサルギン氏は公式テレグラムで、無人機攻撃があったことを認めていますが、全て撃墜され一部の破片が施設内に落ちたのみであると発表しています。

 ただ、現地の軍事ブロガーなどが投稿している動画などでは、余剰ガスを無害化するため、製油所から日常的に発せられる炎である「フレアスタック」以外の炎が確認できるということで、なんらかの施設が損傷した可能性があると「ユナイテッド24」では予想しています。

 なお、同施設はウクライナの前線からかなり離れた位置にあり、ウクライナの戦場で広く使用されている、マルチコプタータイプの自爆ドローンでの攻撃は困難です。

 そのため、ウクライナ製の小型飛行機アエロプラクトA-22を自爆ドローン化したものや、2024年8月から新たにウクライナ軍が使用した長距離無人兵器「パリャヌィツィア」が使用された可能性が考えられます。

【動画】炎があがっている⁉ 攻撃されたとされる施設の映像

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