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岐阜‐福井の“最短新ルート”24日トンネル開通! 冠山峠貫く国道417号、開通1年でさらにスイスイ時短

乗りものニュース / 2024年11月21日 7時42分

建設中の「板垣坂バイパス」(画像:福井県)。

 国道417号の板垣坂バイパスが、2024年11月24日(日)15時に開通します。

冠山峠の先にもトンネル完成

 国道417号の板垣坂バイパスが、2024年11月24日(日)15時に開通します。約1年前に開通した岐阜~福井の“新ルート”が、さらに改良されます。

 2023年11月、岐阜・福井の県境を貫く形で「冠山峠道路」が開通しました。それまで県境の冠山峠は林道でつながっており、国道は分断されていましたが、長さ4834mの冠山トンネルをはじめとする真新しい道に生まれ変わったことで、国道8号や北陸道などと並び、岐阜と福井を結ぶ最短ルートとなっています。

 しかし、福井側では池田町と越前町の間に“難所”が残っていました。それを回避するのが、今回開通する板垣坂バイパス(約3.5km)です。

 この区間は豪雪地帯にもかかわらず急カーブが連続し、大雪時には通行が困難でしたが、そこを長さ約2.5kmのトンネルで一気に切り抜けます。

 走行距離は6.1kmから3.5kmにほぼ半減し、時間は約9分から約4分に短縮。道のりも、半径16mの急カーブが10か所連続していましたが、バイパスは半径80mまで緩和され、走りやすくなります。

 国道417号は、そのまま越前町方面へ北上すれば北陸道の鯖江ICに連絡します。両県を結ぶルートとしての機能もますます高まりそうです。

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