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「池袋ー新大宮バイパス直結」未開通部どこまで進んだ? 地下鉄沿いの道=将来の“スーパー大幹線”

乗りものニュース / 2024年11月29日 8時12分

放射36号線の未開通部から環七通り「武蔵野病院前」交差点を望む。奥は池袋駅西口へ通じる「要町通り」(乗りものニュース編集部撮影)。

東京都第四建設事務所が主に練馬区で整備を進めている都市計画道路「放射35・36号線(小茂根・早宮)」。進捗はどうなのでしょうか。

池袋ー大宮「道路で直結」の未開通部

 東京都第四建設事務所が主に練馬区で整備を進めている都市計画道路「放射35・36号線(小茂根・早宮)」について、2024年12月に地元で説明のためのオープンハウスを開催します。これに先立ち11月には、地元向けの広報物で進捗状況を紹介しています。

 この区間は、池袋駅西口から真っすぐ西へ延びる東京メトロ有楽町線の地上道路「要町通り」を、環七通りから氷川台駅まで延伸させ、そのまま平和台駅付近までを拡幅します。練馬駅方面から延びてくる計画の放射35号が接続するところまでが放射36号(開進第一小付近)、そこから西の既存開通部が同35号です。

 完成すると、池袋から国道17号「新大宮バイパス」に直結し、埼玉・群馬へ延びる大幹線の一部となります。

 この区間の用地取得率は、2023年度末時点で約88%とのこと。現在の事業認可期間である2031年3月までに道路が完成するよう取り組んでいるとしています。

 今後は、まとまった用地が取得できた区間から、排水管の設置工事や電線共同溝の工事、街路築造工事と、道路として開通させるための工事を進めていくといいます。

 また、2019年作成の道路整備計画案からの変更点として、途中の開進第四小学校(練馬区羽沢)前にエレベーター付きの横断歩道橋を設けること、全線にわたって遮音壁を設置することなど、完成後のより具体的な姿が提示されています。

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