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「ワシントンの中に”ワシントン”」いた! 9年ぶりに帰ってきた巨大空母の艦内公開 今しか見られない光景が激レアすぎた!

乗りものニュース / 2024年11月26日 17時12分

「ジョージ・ワシントン」の艦橋(稲葉義泰撮影)。

2024年11月22日、神奈川県にあるアメリカ海軍横須賀基地に、原子力空母「ジョージ・ワシントン」が約9年ぶりに入港しました。当日、報道陣向けに公開された艦内には、激レアな光景が広がっていました。

入港直後ならではの光景が

 2024年11月22日、神奈川県にあるアメリカ海軍横須賀基地に空母「ジョージ・ワシントン」が入港し、その艦内が報道陣に公開されました。

「ジョージ・ワシントン」は、排水量10万4200トンを誇る大型の原子力空母で、1992(平成4)年7月4日に就役しています。当初は、大西洋艦隊所属として東海岸のバージニア州にあるノーフォーク海軍基地を母港に活動していましたが、2008(平成20)年9月から横須賀基地に配備。それから2015(平成27)年5月まで、横須賀基地を事実上の母港として活動していました。

 離日後、同艦はアメリカ本土東海岸にあるニューポートニューズ造船所で、原子炉の炉心交換を含む大規模改修(RCOH)を実施。2023年5月に作業を終え、その後10ヶ月にわたる認証検査を終了し、今回9年ぶりに日本へと戻ってきたのです。

 入港後の艦内取材で、報道陣には艦載機を収容するための格納庫、および艦載機の発着艦が行われる飛行甲板が公開されました。入港前に、すべての艦載機は山口県のアメリカ海兵隊岩国航空基地、および神奈川県のアメリカ海軍厚木基地に下ろされているため、格納庫内には艦載機の姿がありません。しかし、各種の荷物や航空機用の増槽(燃料タンク)が所狭しと置かれており、これは入港直後ならではのレアな光景です。
 
 また、艦名の由来であるアメリカの初代大統領ジョージ・ワシントンの胸像や看板、壁画などがあり、強いリスペクトの思いを感じました。

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